社長メッセージ
私たちは、第一生命グループの一員として、2014年11月に「ネオファースト生命」へ商号変更し、今年で10年を迎えます。
『一生涯のパートナー“「あったらいいな」をいちばんに。”』のもと、お客さま満足を追求・創造することを目指し、自分に合った保険を比較検討して選びたいというお客さまに来店型保険ショップ、訪問型代理店等の保険代理店や銀行等の金融機関等を通じて、「保険で健康になろう。」をコンセプトとした商品・サービスを提供してまいりました。常に、市場環境に対して真っすぐに向き合い、真っ先に最良のアクションを取ることで、代理店等の皆さまのご支援も頂きながら、ステークホルダーの皆さまから信頼とご支持を頂いてまいりました。
私たちを取り巻く環境を見ると、国内人口の減少は進むものの、情報の非対称性をネットで克服するデジタルネイティブなミレニアル・Z世代が台頭するとともに、コロナ禍を契機に経済行動はデジタルとの融合が前提となり、消費行動は「好きな時に情報収集できる」「どこでも意思決定できる」といったものに既に変容しております。
加えて、昨今の生成AI等テクノロジーの急激な進化により、業界のビジネスモデルや、お客さまや代理店等への付加価値のあり方も、量から質(効率)へ、短期的繁栄から中期的継続性へと変化の必要性の兆しが見受けられます。私たちは、そういった時代や価値観の変化に応じた、次の「あったらいいな。」に向け、創業10年を節目に、幅広いお客さまのココロとカラダの充実をサポートすべく、未来を切り開く第二創業としてさらなる挑戦が不可欠であると感じております。
この環境認識のもと、2030年めどにグループが目指す「グローバルトップティアの保険グループに伍する存在」「保険業の未来を先導する存在」の一翼を担うべく、当社医療保険のリニューアルを機に、「ちょうど、ちゃんと、いい保険。」を新たに掲げ、これまでと変わらない安心と信頼の上に、無理のない保険料で最適で充実した保障(コストパフォーマンス)、オンラインで迅速でかんたんに完結する親身なサポート(タイムパフォーマンス)をお客さまへの体験価値としてお届けしてまいります。
加えて、お客さまニーズ・行動の変化に対応して様々なコミュニティと連携することで、今まで接点を持つことのできなかったお客さまに私たちの付加価値をお届けするとともに、多様な外部データを活用することで保険サプライチェーン全体の効率化にも取り組み、業界全体の生産性向上にも貢献していきたいと思います。
これらの挑戦を通じて、お客さまや代理店等をはじめとするステークホルダーだけでなく、業界全体の発展にも、精いっぱい努めてまいる所存です。今後とも、さらなるご支援、お引き立てを賜りますよう、何とぞよろしくお願い申し上げます。
2024年7月
ネオファースト生命保険株式会社 代表取締役社長