サステナビリティの取組み
第一生命グループは、当社グループが目指す新たな未来への指針として、グループパーパス(グループの社会における存在意義)とバリューズ(大切にする価値観)を策定しました。また、パーパスを基点として、2030年に当社グループが目指す姿を実現していくために、当社グループが優先的に取り組んでいく重要課題を「コア・マテリアリティ」として新たに策定しました。当社グループは、事業を通じた社会的価値の創造に取り組むことで、現世代・将来世代のwell-being(幸せ)の向上に貢献し、サステナブルな社会の実現と社会からの信頼・お客さまとの共感を通じた当社事業のサステナブルな成長を目指します。
事業会社としての主な取組み
お客さまの小さな人生不安やお困りごとを解消するための、保険商品や各種サービスの提供を通じ、 well-being(幸せ)の向上への貢献に取り組んでいます。
環境対策
電力使用量、CO2排出量(スコープ1.2およびスコープ3)に目標を設定し、削減に向け取り組んでいます。
障がい者の自立支援

障がい者の支援事業者と協力して、障がい者による手づくり商品の出張販売会を継続的に実施し、障がい者の自立を支援しています。
従業員から古本などを収集して得た売却金を「日本赤十字社」に寄付しています。
社会福祉募金への協力
一般社団法人 生命保険協会 東京都協会が実施する「愛の募金運動」の趣旨に賛同し、毎年、従業員が募金に協力しています。募金は、東日本大震災被災地への支援や都内の福祉施設、ボランティア団体・グループにおける福祉車両の購入資金等として活用されています。
機関投資家としての主な取組み
調達金額がSDGsに貢献する事業に充当される債券、いわゆる「SDGs債」については、2017年度から投資を開始し、2024年度末までの累計投資金額は、162億円(56銘柄)となりました。
投資プロセスへのサステナビリティ要素の組み込み
- 当社では、クレジットのリサーチにおいて親会社である第一生命ホールディングスのリソースを活用し、アナリストが企業の成長性や安全性を評価する際に定量的な財務情報に加え、環境問題などの社会的課題解決に資する製品・サービスの競争力、マネジメント力などの非財務情報(=サステナビリティ要素)も体系的に組み込んでいます。
- 生命保険事業の特性や社会の持続可能性の観点から、特定の兵器製造関連の分野については、投融資禁止としています(ネガティブスクリーニングの実施)。
サステナビリティに関する対話の推進
当社では、第一生命との協働エンゲージメントおよびIRミーティングにおける対話を通じて投資先企業と建設的な「目的を持った対話」を実施しています。財務戦略、企業の健全性に関する対話を軸にしながら企業のサステナビリティに関する取組みについても対話を実施することで、企業価値の向上を通じた中長期的な投資リターンの獲得と社会課題の解決の貢献を目指しています。
運用ポートフォリオのカーボンインテンシティ改善に向けた取組み
当社では運用ポートフォリオのカーボンインテンシティ(保有1単位当たりのGHG(温室効果ガス)排出量)を定期的にモニタリングしており、同数値の改善に努めています。
社外イニシアティブへの参画
事業活動を通じて、持続可能な社会を目指すイニシアティブに参画しています。
持続可能な社会の形成に向けた金融行動原則(21世紀金融行動原則)
21世紀金融行動原則は、持続可能な社会の形成のために必要な責任と役割を果たしたいと考える金融機関のCSR全般に関する行動指針です。ネオファースト生命は本原則の趣旨に賛同し、署名しています。