お口のメンテナンス~セルフケア編
歯科医から「狙ってケア」の新提案!
タフトブラシ&舌ブラシの使い方
歯科医から「狙ってケア」の新提案!
タフトブラシ&舌ブラシの使い方
この記事は2019年10月08日にClub Sunstarに掲載されたものです。
ハブラシ、歯間クリーナーだけではケア不足!?
あなたは毎日のオーラルケアに満足していますか?
「丁寧に歯みがきをしているから大丈夫」「フロスや歯間ブラシも使ってケアしているからバッチリ」という人にこそ、ぜひ知ってほしいことがあるんです。
「丁寧に歯みがきをしているから大丈夫」「フロスや歯間ブラシも使ってケアしているからバッチリ」という人にこそ、ぜひ知ってほしいことがあるんです。
実はお口の中には、ハブラシや歯間クリーナーが届きにくい場所や見逃しがちな場所があります。こうした場所をケアせずに放っておくと…むし歯や歯周病、口臭などのお口のトラブルにつながる可能性も!
では一体、どうやってケアしたらよいのでしょうか?
では一体、どうやってケアしたらよいのでしょうか?
こんなにある!ハブラシが届かない場所
ハブラシや歯間クリーナーだけではケアできない場所を“狙ってケア”できるのが、「タフトブラシ」と「舌ブラシ」です。
タフトブラシとは、毛束が一つだけの先の尖ったハブラシのこと。普通のハブラシでは磨きにくいお口の奥や、隙間などの細かい部分を磨くのに適しています。そういえば歯医者さんで勧められたことがある、という方もいるかもしれません。
実は子どもから大人まで、それぞれのお口に合わせてタフトブラシで“狙ってケア”してほしい箇所があります。
乳歯の奥に生える奥歯のまわり(乳幼児~学童期)
乳歯列の奥に生えてくる奥歯(第一大臼歯)は”歯の王様”とも呼ばれる大切な歯。生えかけは一部が歯肉に覆われていて、通常のハブラシでは磨きにくい状態です。
歯列矯正中の器具のまわり(思春期)
矯正治療中は、特にワイヤー周囲など複雑な器具の周りに磨きにくい箇所がたくさん存在します。
かぶせものの根元、詰め物の周辺(成人~壮年期)
詰め物と歯の境目の部分に隙間ができると、プラーク(歯垢)が溜まりやすくなります。
歯の裏側
奥歯の奥
歯並びが悪いところ(歯が重なっている部分や隙間が空いている部分)
親知らず
これらも通常のハブラシが届きにくく、磨き残しが発生しやすい場所です。
タフトブラシは初めてという人でも、使い方はとっても簡単。鉛筆のように“ペングリップ”で持ち、鏡を見ながら気になる箇所をブラッシング。いつものハブラシの後にタフトブラシをプラスするだけで、お口の隅々までしっかりケアできるんです!
舌の汚れは口臭のもと
鏡で自分の舌を見たとき、白や褐色の汚れがついていることはありませんか?舌の表面を覆う白色、または褐色の汚れは「舌苔(ぜったい)」と呼ばれるもの。
食べかすや粘膜のかすなどからできていて、厄介な細菌の温床に…!
実は口臭の主な原因のひとつは、この舌苔といわれています。つまり舌の汚れを取り除くことが、口臭ケアには不可欠なのです。
食べかすや粘膜のかすなどからできていて、厄介な細菌の温床に…!
実は口臭の主な原因のひとつは、この舌苔といわれています。つまり舌の汚れを取り除くことが、口臭ケアには不可欠なのです。
「それなら、いつものハブラシで舌も磨けばいいのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、舌の組織はとても繊細なため、ハブラシでの清掃は舌を傷つける原因に。やわらかいブラシや汚れを掻き取るヘラを備えた、専用の舌ブラシを使ってケアすることが大切です!
使い方は、ブラシを水で濡らした後、舌に軽く当てて奥から手前にゆっくり引きます。1~2回掻き出すごとに流水でブラシを洗い、汚れを取り除くのがポイント。舌ブラシを使うとお口がすっきりして気持ちが良いですが、使いすぎると舌を傷つけてしまう可能性もあるため、使用は1日1回にしましょう。
歯医者さんがすすめるワンランク上のケア
タフトブラシと舌ブラシの役割や効果をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?お口の汚れを隅々まできめ細かく効果的に除去できるタフトブラシと舌ブラシは、多くの歯科医が推奨しているワンランク上のオーラルケアです。
さっそく、毎日のオーラルケアにタフトブラシと舌ブラシを加えてみませんか?
監修元:サンスター
出典元:https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/2279/
出典元:https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/2279/
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