歯周病について
あなたは大丈夫?
成人の8割がかかっている
歯周病をセルフチェックしてみよう!
この記事は2019年05月17日にClub Sunstarに掲載されたものです。

なんと!成人の〇割が歯周病という事実

クラブサンスターで何度も取り上げている歯周病。歯周病は、プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が繁殖してハグキに炎症を起こし、組織を破壊していく細菌感染症です。痛みなどの自覚症状がなく進行するので、別名サイレント・ディジーズ (静かに進行する病気)とも呼ばれています。そして、進行するとハグキが歯を支えられなくなり、最後には歯を失ってしまう可能性も。しかも歯周病は、お口だけでなく糖尿病をはじめとするさまざまな病気や全身の健康にも影響を及ぼし、病気を悪化させたり、反対に歯周病を治療すると病気が改善するなど、深い関係があることも明らかになっています。「そんな怖い病気、自分には関係ない」と思いがちですが、実は成人した日本人の約8割が歯周病にかかっているというデータがあるほど、身近な病気でもあるのです。
出典:厚生労働省「平成23年歯科疾患実態調査」より構成
とはいえ、早めに発見して早めに治療すれば、きちんと治る可能性があるのも事実。早ければ早いほど、治療に必要な時間や費用も少なくて済みます!反対に、発見が遅いと治療が困難になることも。痛みなどがなくても、最近、お口の中に小さな変化はありませんか?もしかしたら、そのちょっとした変化が歯周病の初期症状かもしれません。 気になった人は、次にご紹介するチェックリストでセルフチェックしてみましょう。

歯周病をセルフチェック。こんなこと気になりませんか?

歯周病のセルフチェックは以下の8項目。あなたにあてはまるものをチェックしていきましょう。
  • 朝起きたとき、口の中がネバネバする。
  • 歯みがきのブラッシング時に出血する。
  • 口臭が気になる。
  • 歯肉がむずがゆい、痛い。
  • 歯肉が赤く腫れている。(健康的な歯肉はピンク色で引き締まっている)
  • かたい物が噛みにくい。
  • 歯が長くなったような気がする。
  • 前歯が出っ歯になったり、歯と歯の間に隙間がでてきた。食物が挟まる。
上記の項目に3つあてはまる
油断は禁物です。セルフケアを見直したり歯医者さんでチェックしてもらうなど、予防に努めましょう。
上記の項目に6つあてはまる
歯周病が進行している可能性があります。
上記の項目にすべてあてはまる
歯周病の症状がかなり進んでいます。
参考:特定非営利活動法人 日本臨床歯周病学会
いかがでしたか?上記以外にも、
  • 歯並びやかみ合わせが変わったように感じる。
  • ハグキが減ったように感じる。
  • ハグキから膿が出る。
  • 冷たい物がしみる。
  • グラグラする歯がある。
などの症状がある人は、歯周病を疑ってみましょう。
チェックがついた数も大切ですが、早めの発見や予防という意味では、ひとつでも気になる項目があったら、すぐに歯医者さんでチェックしてもらうことをおすすめします!
監修元:サンスター
出典元:https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/2140/
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