お口のメンテナンス~セルフケア編
電動ハブラシのあれこれに、
歯科医師がお答えします!
この記事は2017年03月31日にClub Sunstarに掲載されたものです。

電動ハブラシ、使っていますか?

突然ですが、みなさんは電動ハブラシを使っていますか?サンスターの調査(2016年5月 N=645)では、電動ハブラシを使用している人は全体の約15%。最近は家電量販店はもちろん、ドラッグストアなどでも販売しているので、「試してみようかな」と気になっている人も多いと思います。
その反面、「電動ハブラシってどこがいいの?」「使い方は?」など素朴な疑問も…。そこで、知っていそうで意外と知らない電動ハブラシの基礎知識を、歯科医師さんに教えてもらいました。

電動ハブラシのあれこれ、お教えします。

今回答えてくれるのは、 サンスター千里歯科診療所 歯科医師 宮本先生です。
Q. 普通のハブラシと電動ハブラシでは、どちらが歯にいいですか?併用してもいい?
A. 正しく使うことでプラーク(歯垢)を除去できるという意味ではどちらも有効で、どちらがいいとは一概にはいえません。併用は問題ありませんが、ブラッシングのしすぎで歯やハグキを傷つけないように気をつけましょう。
Q. どんな種類がありますか?
A. サンスターでは2種類があります。
−音波振動アシストブラシ−
ブラッシングを補助するタイプ。普通のハブラシと同様に、軽い力で手を左右に動かして使います。
−電動ハブラシ−
歯1本ずつに数秒間、毛先を当てて使います。毛先で汚れを効率よく落とすので、左右に動かす必要がありません。
どちらも力を入れすぎないのがコツ。毛先が軽く当たる程度に。
Q. 電動ハブラシを使えば、フロスや歯間ブラシは必要ない?
A. 使用をおすすめします。ハブラシと同様、電動ハブラシだけですべての汚れを落としきることはできません。
Q. 子どもが使ってもいい?
A. 子ども用の電動ハブラシを使いましょう。最初は大人が指導を。また、電動ハブラシだけに頼るのではなく、普通のハブラシも使えるようにしましょう。
Q. ハミガキが飛び散らないか気になります。
A. ブラシをお口に入れてからスイッチを入れると飛び散りを防止できます。また、電動ハブラシ専用のジェルタイプのハミガキなら、飛び散りにくくお口の中にさっと広がり、泡立ちも控え目。みがきやすいのでおすすめです。
監修
宮本えり子(みやもとえりこ)
一般財団法人サンスター財団附属千里歯科診療所 所属。小児歯科出身。専門は小児歯科。子どもとその家族が生涯にわたって健康なお口を維持できるように、子育て経験を活かし、優しく丁寧な治療にあたる。
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監修元:サンスター
出典元:https://www.club-sunstar.jp/article/column/oral/739/
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