オーラルケアクイズ
Q
プラーク(歯垢)とは、みがき残しの食べカスのこと?
この記事は2016年08月31日にClub Sunstarに掲載されたものです。

正解!

不正解

答え

プラーク(歯垢)は食べカスではありません。

ではプラークの正体は?なんと「細菌のかたまり」だった!

プラーク(歯垢)をみがき残しの食べカスだと思っていた人、意外と多いのではありませんか?答えにもあるように、プラークは食べカスではありません。ではその正体は何かというと…実は、プラークは「細菌のかたまり」だったんです!
ちなみに食べカスは、プラークにとって栄養たっぷりのエサともいえる大好物。プラーク1mgの中には約10億もの細菌がひしめいているため、そんなところに食べカスを残しておくと、プラークがみるみる大増殖!ということになりかねないのです。

プラークがあるところは、ムシ歯や歯周病の有力候補地!

プラークは、歯の見えている部分(図の歯冠部)についていると、むし歯の原因に。歯とハグキの境目につくと(図の歯肉縁上プラーク)歯周病の原因になります。
さらに歯周病になって歯周ポケットが広がると、その中についてしまうプラーク(図の歯肉縁下プラーク)も。歯周ポケット内は酸素が少ないため、プラークは居心地が良くてそのまま棲みつき、歯周病はさらに悪化してしまいます。
回答のイラスト
だから、大切なのはやっぱり正しい歯みがき!とはいえ、歯みがきだけでは歯と歯の間にプラークやプラークの大好物の食べカスなどが残りがち。できれば歯間ブラシやデンタルフロスを使って、上手にくまなく、落とすように心がけましょう。
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