先進医療技術基本情報

医療技術名 血中循環腫瘍DNAを用いた微小残存病変量の測定
ふりがな けっちゅうじゅんかんしゅようでぃーえぬえーをもちいたびしょうざんぞんびょうへんりょうのそくてい
概要

【適応症】
切除が可能な食道扁平上皮がん

【技術の概要】
本試験の目的は、「根治切除可能な食道扁平上皮癌において、Circulating tumor DNA(ctDNA)による微小遺残腫瘍(Minimal residual disease, MRD)検査結果陰性群の無再発生存割合が設定した無再発生存割合の閾値を上回ること」を示すことにより、ctDNAを用いて判定されたMRDの予後予測因子としての有用性を明らかにすることである。切除可能な進行食道扁平上皮癌 (cT1N1-3, T2N0-3, M0-1(頚部リンパ節のみ)) を対象とする。がん組織検体を治療前の生検時と手術検体から採取し、血液検体を治療前、NAC後、術後1ヶ月、術後3ヶ月、術後6ヶ月の時点で採取する。組織検体(生検または手術検体)と血液検体の解析を行い、組織と血液のデータを照合することで血中循環腫瘍DNA (circulating tumor DNA,ctDNA)を検出し評価する。主要評価項目として、手術後ctDNA(-)群の1年無再発生存割合を評価する。

病名分類 悪性腫瘍(消化器など腹部)
消化器系疾患

この技術が受けられる医療機関

地域医療機関名住所 登録月解除月
東京都慶應義塾大学病院新宿区信濃町352024年03月