先進医療技術基本情報

医療技術名 周術期カルペリチド静脈内投与による再発抑制療法
ふりがな しゅうじゅつきかるぺりちどじょうみゃくないとうよによるさいはつよくせいりょうほう
概要

【適応症】
非小細胞肺がん(CT撮影により非浸潤がんと診断されたものを除く。)
【概要】
現在、本邦では、肺癌は悪性腫瘍による死因の第一位である。非小細胞肺癌完全切除例に対する手術療法はすでに確立された治療法であるが、根治術を施行できても約半数に再発を認めているのが現状である。周術期に転移再発抑制を講じる治療法は未だ確立されていない。一方、これまでの臨床研究から、ヒト心房性ナトリウム利尿ぺプチド(hANP)の周術期投与は非小細胞肺癌の術後再発を抑制する有望な治療法である可能性が示唆されている。そこで、肺癌手術の術後再発抑制としてのhANPの有用性をランダム化比較試験で評価することを目的に、術後2年無再発生存期間を主要評価項目とした臨床試験を計画した。

病名分類 悪性腫瘍(気管支、肺など胸部)
終了 開始年月 2015年06月 解除年月 2021年07月