先進医療技術基本情報

医療技術名 カペシタビン内服投与、シスプラチン静脈内投与及びドセタキセル腹腔内投与の併用療法
ふりがな かぺしたびんないふくとうよ、しすぷらちんじょうみゃくないとうよおよびどせたきせるふくくうないとうよのへいようりょうほう
概要

【適応症】
腹膜播種を伴う初発の胃がん
【概要】
本試験は、腹膜播種陽性の初発胃癌症例を対象として、カペシタビン/シスプラチン+ドセタキセル腹腔内投与併用療法の有効性と安全性を評価することを目的とする。21日を1コースとして、カペシタビン2,000mg/m2を14日間内服、7日間休薬し、シスプラチン80mg/m2を第1日目に点滴静注、ドセタキセル10mg/m2を第1,8日目に腹腔内投与する。
本療法は腫瘍進行が確認されるか、有害事象により継続困難となるか、奏効が確認され手術を決定するまで反復する。主要評価項目は1年全生存割合、副次的評価項目は奏効率、腹腔洗浄細胞診陰性化率および安全性とする。本試験には、先進医療制度下に腹腔内化学療法の臨床試験を実施中の腹腔内化学療法研究会の34施設が参加し、登録症例数は50例を予定する。

病名分類 悪性腫瘍(消化器など腹部)
終了 開始年月 2015年04月 解除年月 2017年06月