先進医療技術基本情報

医療技術名 術後のホルモン療法及びS-1内服投与の併用療法
ふりがな じゅつごのほるもんりょうほうおよびえす-わんないふくとうよのへいようりょうほう
概要

【適応症】
原発性乳がん(エストロゲン受容体が陽性であって、HER2が陰性のものに限る。)
【概要】
対象症例は、組織学的に浸潤性乳癌と診断された女性(病期Stage~ⅢAおよびⅢB)で根治手術および標準的な術前または術後化学療法が施行された(対象によっては標準的化学療法の省略を可とする)、エストロゲン受容体陽性かつHER2陰性で、再発リスクが中間以上である患者とする。本試験に登録された症例は、標準的術後ホルモン療法単独、または標準的術後ホルモン療法とTS-1の併用療法のいずれかに割り付けられ、両群ともに標準的術後ホルモン療法5年間を実施、併用療法群は標準的術後ホルモン療法と同時にTS-1を1年間授与する。TS-1は体表面積およびクレアチニンクリアランスによって規定された投与量を朝食後および夕食後の1日2回、14日間連日経口投与し、その後7日間休薬する。これを1コースとして、投与開始から1年間、投与を繰り返す。

病名分類 悪性腫瘍(乳房、子宮など女性器)
終了 開始年月 2011年04月 解除年月 2017年05月