先進医療技術基本情報

医療技術名 マルチプレックス遺伝子パネル検査
ふりがな まるちぷれっくすいでんしぱねるけんさ
概要

【適応症】
進行再発固形がん(食道がん、胃がん、大腸がん、膵がん、胆道がん、肺がん、乳がん、卵巣がん若しくは子宮がん又は悪性黒色腫であって、化学療法又は放射線治療を行っていないものに限る。)
【技術の概要】
がん遺伝子パネル検査は 2019 年6月から保険診療で実施できるようになったが、その適応は標準治療がない、もしくは終了した(終了見込み含む)症例に限られている。一方で、Precision Medicine のコンセプトからは、初回治療の段階から症例毎にがん細胞の遺伝子異常に合わせた治療を選択したほうが、より効果的である可能性が考えられてきた。
本研究では、腫瘍組織検体から作成されたホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)検体を米国 Foundation medicine 社に提出し解析を行い、解析結果のレポートを得る。レポートをもとにエキスパートパネルにおいて、Actionable/Druggable な遺伝子異常の割合等を求め、初回治療法選択における遺伝子プロファイリング検査の臨床的有用性を検証する。

病名分類 悪性腫瘍(気管支、肺など胸部)
悪性腫瘍(消化器など腹部)
悪性腫瘍(乳房、子宮など女性器)
悪性腫瘍(部位特定不可/全身)
終了 開始年月 2021年05月 解除年月 2022年11月