先進医療技術基本情報

医療技術名 mFOLFOX6及びパクリタキセル腹腔内投与の併用療法
ふりがな えむふぉるふぉっくすしっくすおよびぱくりたきせるふくくうないとうよのへいようりょうほう
概要

【適応症】
胃がん(腺がん及び腹膜播種であると確認されたものであって、抗悪性腫瘍剤の経口投与では治療が困難なものに限る。)
【概要】
経口摂取困難な腹膜播種陽性胃癌症例を対象として、mFOLFOX6+パクリタキセル腹腔内投与併用療法を施行し、有効性と安全性を評価する。28 日間を1 コースとして、第1 日と第15 日にレボホリナートおよびオキサリプラチンを点滴静注した後、フルオロウラシルを急速静注し、その後、5-FU を持続静注する(mFOLFOX6 療法)。mFOLFOX6 療法と併用して、第1, 8, 15 日にPTX を腹腔内投与する。
 主要評価項目は1 年全生存割合、副次的評価項目は無増悪生存期間、治療成功期間、奏効割合、腹水細胞診陰性化割合、有害事象発現状況とする。本試験には、先進医療制度下に腹腔内化学療法の臨床試験を実施中の腹腔内化学療法研究会の15 施設が参加し、登録症例数は34 例を予定する。

病名分類 悪性腫瘍(消化器など腹部)
終了 開始年月 2016年01月 解除年月 2019年04月