先進医療技術基本情報

医療技術名 11C標識メチオニンを用いたポジトロン断層撮影による再発の診断
ふりがな じゅういちしーひょうしきめちおにんをもちいたぽじとろんだんそうさつえいによるさいはつのしんだん
概要

【適応症】
頭頸部腫瘍(原発性若しくは転移性脳腫瘍(放射線治療を実施した日から起算して半年以上経過した患者に係るものに限る。)又は上咽頭、頭蓋骨その他脳に近接する臓器に発生する腫瘍(放射線治療を実施した日から起算して半年以上経過した患者に係るものに限る。)であり、かつ、再発が疑われるものに限る。)
【概要】
メチオニン合成装置(CT-MET100)を用い製造した炭素11標識メチオニンを用いたPET検査が、先行する医薬品であるフッ素18標識FDGを用いたPETと比較し有用性が高いことを検討するために、原発性および転移性脳腫瘍もしくは隣接臓器の腫瘍に対する放射線治療後半年以上経過した後に生じた放射線治療後の再発が疑われる患者でCT ・ MRIでは十分な診断情報が得られない患者を対象として、両画像の感度を比較する多施設一部盲検単群試験。予定組み込み症例は99例。試験期間:先進医療承認~平成28年10月31日。 病理診断は第3者による中央読影とし、画像診断は第3者読影期間による部分盲検化を行う。また、病理組織を採取しない内科的治療が選択された患者に対しては早期に外科的・放射線的治療が追加された場合がないかどうかを追跡調査し検討する。 

病名分類 悪性腫瘍(頭頚部、甲状腺など)
終了 開始年月 2014年12月 解除年月 2020年04月