先進医療技術基本情報

医療技術名 自己口腔粘膜を用いた培養上皮細胞シートの移植術
ふりがな じここうくうねんまくをもちいたばいようじょうひさいぼうしーとのいしょくじゅつ
概要

【適応症】
角膜上皮幹細胞疲弊症(二十歳以上かつ書面により同意した場合であって、移植の対象となる眼球の角膜上皮幹細胞が角膜全体にわたり疲弊し、角膜の表面全体が結膜組織で被覆されているものに限る。)
【概要】
本方法は、患者本人の口腔粘膜組織を採取し単離した上皮細胞を、温度応答性培養皿状で約2週間培養し、培養上皮細胞シートを作製する。角膜表面から結膜瘢痕組織を外科的に除去した後、この細胞シートを露出させた角膜実質に縫合する。
これにより、角膜表面は上皮組織により完全に再建され、角膜の透明性が回復し、視力回復が長期的に得られる事が期待できる。

病名分類 眼科疾患
終了 開始年月 2013年01月 解除年月 2015年09月